テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）で人気漫画『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ（ワンピース）』の夏イベントが、７月５日からスタート。『ワンピース・プレミアムショー ２０２３』では、コロナ禍の制限が解除され、ファンが推しと近くで触れ合える喜びを４年ぶりに堪能していた。
『ワンピース・プレミアショー 2023』の様子（7月4日／ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）
２００７年の初開催以来、そのスケールの大きさとクオリティの高さで、多くの人を魅了してきた同ショー。過去３年のコロナ禍では中止になったり、声出しが禁止になったりしていたが、今年は４年ぶりにすべての制限が撤廃されての開催となる。
ショーは「やっぱり声が出せるっていいですね〜」とご機嫌なブルックの登場でスタート。ブルックが作った新曲に合わせて、ウソップと一緒に観客にダンスをレクチャーしていると、会場の至るところからルフィやゾロなどの仲間たちも続々と登場。会場を駆け回り、手を振ったり、観客たちとハイタッチしたりと交流した。
『ワンピース・プレミアショー 2023』で4年ぶりに復活したグリーティングをおこなうルフィやブルック（7月4日／ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）
そんなルフィたち麦わらの一味が立ち向かうのは、クロコダイル、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、キング、藤虎などの強敵たち。無実の罪で処刑されることになったビビ、しらほし、ヴィオラの３王女を救うため、真の敵に立ち向かっていくというオリジナルストーリーが展開されていく。
見どころとなる必殺技が入り乱れる激しいバトルシーンでは、キャスト陣のリアルなビジュアルに激しいアクションに加えて水や炎、花火、さらにはデジタルサイネージを使った演出も施され、かなりの迫力。前方のステージだけでなく、会場全体を舞台として使われているのも同ショーならではの魅力で、作品に入り込んだかのような気分を堪能できる。
そのほかにも、例年予約困難の『サンジの海賊レストラン』や、２０２２年初登場し好評だった『ワンピース×ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』が登場。期間は７月５日～１０月１０日。『ワンピース・プレミアムショー ２０２３』には別途チケット（大人３０００円～・子ども２０００円～）が必要となる。
