今季9度目のマルチHで7月打率.500!中野拓夢の正二塁奪取狙う近本光司離脱で激震走る阪神打線を救う忘れてはいけない存在とは!?

山本泰寛が今シーズン9度目のマルチヒット

7月5日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「2番・遊撃」で先発出場した山本泰寛は、4打数2安打。今シーズン9度目のマルチヒットを記録し、7月打率.500と打撃絶好調で、1軍昇格へアピールした。

初回、1アウト走者なしの場面で打席に立った山本泰寛は、ソフトバンクホークス先発の木村光の7球目126kmカーブをセンターへ運び出塁。

さらに、6回1アウト走者なしの場面。山本泰寛は再び木村光の2球目120kmカーブをセンターへ弾き返し、チーム唯一のマルチヒットを記録した。

2022年シーズンの山本泰寛は、持ち前の守備力に加え、打撃に走塁でも存在感を発揮。矢野阪神の勝利に欠かせないスパイスとなる活躍を披露していたが、今シーズンの春キャンプは2軍スタートとなっていた。

キャンプから2軍で好調をキープしている山本泰寛は、2月の紅白戦から13試合で打率.485と驚異の数字を残してきた。ウエスタン・リーグ開幕後もコンスタントにヒットを放ち、打率.282。ここ5試合では17打数6安打1打点1四球、打率.352と打撃好調を維持している。

去年よりも更に一皮むけた打撃でアピールを続ける山本泰寛が、中野拓夢がどっしりと構える阪神タイガース正二塁のポジションを虎視眈々と狙っている。

近本光司の離脱で激震が走る阪神タイガース打線を救うべく今こそ岡田阪神の勝利に欠かせないスパイスとして1軍昇格屁を果たしてもらいたい。

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