中央線沿線の駅で古着回収 古着を再利用し手ぬぐい作成

駅の改札で古着を集めその服をもとに手ぬぐいを作る新たなプロジェクトが、中央線沿線で行われています。

記者:「着なくなった洋服を駅の改札などで回収し、新しい商品にする取り組みが、JR中央線の駅などで行われています」

7月1日からJR中央線・南武線の駅改札や駅ビルで行われているのは、不要になった服を回収し再利用するプロジェクトです。

係員:「こちらのお盆の上にのせて下さい。衣類は1点ですね。少々お待ち下さい」

集められた古着は、選別し、染めるなど加工し商品化されるほか、細かく裁断して綿の状態に戻し再び糸をつむいで、手ぬぐいとして生まれ変わります。

訪れた人:「普段通るような場所で回収をしてくれるというのは届けやすくていいなと思う。どうせ捨ててしまうものが何かに生まれ変わるのであればうれしいです」「こういう身近な場所で自分の服を着たものを活用できるのが喜びがある」

回収場所を駅や駅ビルに設定し、利用者が訪れることで、地域の活性化も目指すということです。

担当者:「今後地域活性化につながるような取り組みを引き続き行って参りたいと思いますので、この取り組みにつきましてもいろいろな方に知っていただけるとすごくうれしい」

手ぬぐいの販売は西国分寺駅で7月9日まで、洋服の回収は西国分寺駅のほか武蔵境駅などで9月30日まで行われます。

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