関脇・若元春「たぶん、あげないっす」出世したら親に贈り物をする“角界の慣習”に反発する理由

大相撲の関脇・若元春が4日放送の『踊る!さんま御殿!!夏の2時間SP』に出演。元力士の父とスタジオで共演した。

祖父も父も元力士で、兄は若隆元、弟は若隆景という相撲一家。明石家さんまが「暑苦しいと思うで~」とツッコむと、若元春親子も苦い顔でうなずき、スタジオは爆笑。

そんな若元春の父は息子に不満があるという。「角界、お相撲さんの世界では、出世をすると親に記念品などを贈るのが普通」という父。しかし若元春は、関取に昇進しても、幕内に上がっても、優勝しても、連絡すらしてこなかったという。弟の若隆景はきっちりと贈り物をしてくれるそうだが、出世頭の若元春からはさっぱり。

明石家さんまが「何でや君。礼儀やないかい!」と問いただすと「しゃくに障るんで」と若元春。「余計なことを言うんですよね。これじゃないのが欲しいなと言ったりするんで」と言い訳する若元春だが、父は「もらったことないのに、これじゃないのが欲しいなんて言わない」と反論。さんまは「作り話すんな、お前は!」と激しくツッコんだ。

さんまに「お父さん、今何が欲しい?さんまから言っておきます」と聞かれ、「時計が」と答えた父。「もうすぐ大関やからな。大関になったらもらいなはれ」というさんまに、若元春は「たぶん、あげないっす」とそっけない答え。しかし、仲が悪そうにしながらも、終始笑顔の親子だった。

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