東証、午前終値3万2933円 大幅続落、米景気後退を懸念

 6日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。前日終値からの下げ幅は一時400円を超え、節目の3万3000円を割り込んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ局面が長期化し米景気が後退するとの懸念から、前日の米国株式市場が下落した流れを受けた。ハイテク技術を巡る米中対立を不安視する見方も相場の重しとなった。

 午前終値は前日終値比405円51銭安の3万2933円19銭。東証株価指数(TOPIX)は18.96ポイント安の2287.07。

 6月のFOMCの議事録で複数の出席者から利上げ継続の意見が出ていたことが判明。米国株の下落につながり東京市場に波及した。

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