浴衣登校涼しげ 学内に夏の風情 美作大・短期大学部 七夕ちなみ

浴衣姿で授業を受ける美作大生

 美作大・短期大学部(津山市北園町)で6日、七夕にちなんだ恒例の「浴衣登校」が始まった。涼しげな浴衣姿の学生たちが夏の風情を楽しんでいる。7日まで。

 女子はアジサイやヒマワリなど鮮やかな花柄の浴衣にかわいらしい髪飾りを合わせ、男子は紺や黒色の生地に縦じまが入った渋い浴衣に身を包み授業を受けた。学内には「テストでいい点を取りたい」「みんな笑って卒業できますように」といった願いを学生が短冊に書いてつるした七夕飾りも並び、雰囲気を盛り上げていた。

 4年男子(21)は「自分が着るのも楽しいし他の人の浴衣姿も新鮮。夏を感じられる」、1年女子(18)は「友達とたくさん写真を撮りたい」と話していた。

 浴衣登校は1993年、学生の発案でスタートし31年目。約千人の学生のうち、毎年約7割が参加しているという。

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