「水の都ひろしま」をイメージ 新サッカースタジアムの座席取り付け始まる

広島市の新サッカースタジアムで、スタンドに座席を設置する作業が6日、始まりました。

「エディオンピースウイング広島」と名付けられた新サッカースタジアムには、2万8520の観客席が設けられる予定です。

6日は、西側のメインスタンドで作業が行われ、作業員が階段状になった床に座席を取り付けていきました。

座席のカラーはスタンドの下側から上側に向けて、群青色から灰白色へと変わるグラデーションが採用されています。

群青色は、ここを本拠地とするサンフレッチェのチームカラー・紫に近いですが、「水の都ひろしま」にちなんで、水の底や水面のしぶきの色をイメージしているということです。

スタジアムの名称は鳥の翼のような大きな屋根に由来しますが、工事の担当者は「完成後に上空から見ると、水辺から飛び立つ鳥の姿のように見えるのではないか」と話しています。

観客席の設置作業は、ことし秋ごろまで続く見通しです。

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