メッツが9回の逆転劇で4連勝 千賀は8回12K1失点の好投で7勝目

【メッツ2-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

メッツは1点ビハインドで迎えた9回表にフランシスコ・アルバレスの15号ソロで追いつくと、マーク・キャナのタイムリーで勝ち越しに成功。先発した千賀滉大の8回1失点の好投に打線が奮起し、2対1でダイヤモンドバックスに勝利して4連勝を収めた。千賀は7勝目(5敗)をマークし、2番手のデービッド・ロバートソンが13セーブ目を記録。ダイヤモンドバックス4番手のアンドリュー・チェイフィンは2敗目(2勝)となった。

中6日でマウンドに登ったメッツ先発の千賀が力投を見せた。初回一死1・2塁のピンチを併殺で切り抜けて波に乗ると、2回以降相手打線をわずか1安打に抑える快投を披露し、6回までに10個の三振を奪うなど好調のダイヤモンドバックスを圧倒。しかしダイヤモンドバックス先発のトミー・ヘンリーもメッツ打線を6回まで2安打に封じる好投で千賀と互角に渡り合い、試合はスコアレスのまま終盤戦に突入した。

すると7回裏、ついに均衡が破れる。千賀がダイヤモンドバックスの主砲クリスチャン・ウォーカーに甘く入ったボールを左中間スタンドまで運ばれ、痛恨の先制点を許してしまった。それでも千賀は気持ちを切らすことなく8回107球を投げ切り被安打4、与四球1、奪三振12の内容で味方の援護を待つ。この力投に応えたい打線は9回裏にようやく点火。千賀とバッテリーを組むアルバレスが二死から起死回生の同点弾を放つと、連打で一気に勝ち越しに成功。裏の攻撃をロバートソンが締めて、好投の千賀になんとか白星を送り届けた。なお、この活躍で千賀の今季の防御率は3.53から3.31まで向上している。

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