薬王堂が増収増益 2023年3~5月決算

 薬王堂ホールディングス(盛岡市、西郷辰弘社長)は5日、2024年2月期第1四半期(23年3~5月)決算を公表した。売上高337億7800万円(前年同期比9.1%増)、四半期純利益9億8400万円(同10.0%増)の増収増益となった。

 営業利益は13億5千万円(同10.5%増)、経常利益は14億4100万円(同10.4%増)。

 ドラッグストア事業は品ぞろえの充実や価格設定、冷蔵冷凍設備を増強させる改装などでホーム、フードの2部門で売り上げを伸ばした。新型コロナウイルス感染症の「5類」移行を受け、マスクや抗原検査キットは反動減となったが、外出機会が増えたことで化粧品や洗顔などは伸びた。

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