アデル、ライブ中のアーティストに物を投げないでほしいとコメント

米ラスベガスで常設公演を開催中のアデルが、最近コンサートでアーティストに物が投げつけられる事件が相次いでいることに言及した。

2023年7月1日に投稿された、ラスベガスのシーザーズ・パレス・ホテル&カジノでの公演の参加者がシェアしたTikTok動画で、彼女は、「今さ、ショーのエチケットを忘れて、ステージに物を投げつけている人がいるってこと知ってた?見たことある?」と話している。Tシャツが飛び出す装置を掲げながらステージを闊歩しつつ、彼女は、「やってみなよ。私に何か投げつけてみなよ」と笑いながら挑発している。

そして観客席にTシャツを装置で飛ばしたあとに、彼女は真剣に、「アーティストに物を投げるのはやめて!」と釘を刺した。

米国では、最近コンサート中に演者に物が投げつけられる事件が多発している。 先月ニューヨークで行われたビービー・レクサの公演では、スマホが彼女の顔面を直撃したため、病院での治療を余儀なくされた。同様に、ケルシー・バレリーニは先月、ファンから投げつけられたブレスレットが顔面を直撃し、一旦ステージを降りなければならなかった。

ここ1か月の間にはさらに、エイバ・マックスがステージに上がってきた人物に平手打ちされたり、6月25日に英ロンドンのBSTハイド・パークで行われたピンクのライブ中にファンが母親の遺灰をステージに投げつけたり、リル・ナズ・Xは先週末の【ロラパルーザ・ストックホルム】でのヘッドライナー・セット中に投げ込まれた大人のおもちゃをよけなければならなかった。

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