千葉県内商店街の6割 「後継者難」に直面

県内商店街の6割 「後継者難」に直面

 千葉県が、県内の商店街に行ったアンケート調査で、約6割の商店街が「後継者難」の問題に直面していることが分かりました。

 調査は2022年10月、県内すべての商店街570団体を対象に行われ、327団体から回答がありました。

 それによりますと、「商店街が直面している問題」の第1位は「後継者難」で、58.1パーセントに上りました。

 次いで、「非商店が多いため商店街が断続的になっている」、「商圏人口の減少」が続いています。

 「後継者難」は、前回、5年前の調査でもトップで、依然として県内の商店街の最大の問題となっています。

 このため、県では、後継者の育成のため中小企業診断士ら専門家を派遣するなど、商店街の活性化に取り組んでいます。

 県によりますと、県内の商店街の数は2002年には881団体だったのが2022年は606団体と、この20年間で3割以上、減少しているということです。

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