日本に滞在する外国人の健康をサポートしようと、成田空港では7月6日から、多言語に対応したオンラインの健康医療相談サービスが始まりました。
成田空港の第2ターミナルに6日、医療相談所がオープンしました。
相談所を訪れた外国人などに対し、現場スタッフが体温や血圧を測るほか、本人の希望があれば医師にオンラインで医療相談ができるということです。
医療相談は4か国語以上の言語に対応し、外国人向けに連携する医療機関の代理受診予約などのサービスもあるということです。
空港では2023年3月に第2ターミナルの診療所が閉院し、第1ターミナルの診療所も年内で終了することが決まっています。
空港会社は今後第1ターミナルにオンラインを活用した新たな診療所の開設を目指していて、「オンライン相談のニーズや課題を明確にしたい」としています。
NAA 総務人事部 廣見剛志 マネージャー
「これから外国から来る人も増えることが見込まれるので、そうした人達が健康に不安を感じている場合にも、安心して日本での時間を過ごしてもらえるように、しっかりと対応していきたい」