あすから6年ぶり札幌公演 木下大サーカス開幕前日リハーサル

世界有数のサーカス団、「木下大サーカス」の6年ぶりの札幌公演があすから始まります。きょう札幌・豊平区の会場でリハーサルが行われました。会場となるテントは高さが18メートルあり、およそ2千人を収容します。リハーサルは1回の公演で実施されるおよそ20の演目を本番と同じ流れで行いました。研ぎ澄まされた空中パフォーマンスやサーカスには欠かせないピエロの軽妙な演技、動物たちが集団で繰り広げるショーなどひとつひとつの演目について、団員たちは音響や照明、細かな手足の動きなどを入念に確認しました。不安定な台の上に積み重ねた椅子の上で倒立するパフォーマンスは本番さながらの緊張感にあふれていました。1902年に旗揚げし120年を超える歴史を持つ木下大サーカス。札幌では100年前の1923年に初めて公演され今回が6年ぶり4回目の開催です。木下社長「北海道の皆様に愛される素晴らしい内容をもって、キラキラと輝くすばらしい夢と勇気と感動の世界をお届けしたいなと思っております」。公演はあすから10月15日まで行われます。

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