ソフトバンク、携帯値引きで違反 総務省が行政指導

ソフトバンクの店舗=2018年、東京都内

 総務省は6日、携帯端末と回線契約のセット販売で、電気通信事業法に違反して規制の上限を超える割引をしたとして、ソフトバンクを行政指導した。違反事例を2022年11月から23年4月の間に計3020件確認した。総務省は同社に再発防止を求めている。

 スマートフォン端末と回線契約をオンラインで販売する際に違反があった。オンライン限定のキャンペーンを組み合わせると、最大で3万円以上の割引になる仕組みになっていたという。

 電気通信事業法は端末購入と回線契約をセットにする場合の割引は、税込み2万2千円までに制限している。総務省の相談窓口に情報提供があり発覚した。

© 一般社団法人共同通信社