仙台市が事務手続きミスで追徴課税 市民団体の住民監査請求を棄却

2022年に仙台市が事務手続きミスで約5000万円の追徴課税を支払ったことについて、担当職員らに損害賠償請求しないのは不当などとして、仙台市民オンブズマンが行った住民監査請求で市の監査委員は請求を棄却しました。

仙台市は2022年の夏のボーナスを職員に支給した際、源泉所得税の納付が遅れ延滞税と不納付加算税を約5000万円の追徴課税を支払いました。

担当職員が期限を誤って認識し上司も気が付かなかったことから、仙台市民オンブズマンは市がこれらの職員に対し損害賠償請求をしないのは違法で不当として住民監査請求を行いました。

市の監査委員は、担当職員とその上司のミスが重過失とまでとは言えないなどとして、6日付で請求を棄却しました。

© 株式会社東日本放送