アマゾン、配送11拠点を増設 7県で初、翌日配送を拡大

配送車に描かれたアマゾン・コムのロゴ(AP=共同)

 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は6日、荷物配送の最終的な作業を担う仕分け施設「デリバリーステーション(DS)」を2023年中に11カ所増やすと発表した。全国で計50カ所以上に拡大し、都市部以外でも翌日配送可能な地域が広がる。

 栃木、群馬、富山、山梨、静岡、奈良、岡山の7県では初の開設となる。

 アマゾン商品の配送は、ヤマト運輸といった宅配大手が自前の配送網で運ぶ直接配送のほか、中小企業や個人事業主らが軽トラックなどで荷物を運ぶルートがある。中小や個人事業主の場合、大型倉庫から各地のDSに持ち込まれた荷物をさらに仕分けし、各家庭などに届ける。

© 一般社団法人共同通信社