ロボットや金属加工、キャンプグッズも展示 尼崎で産業フェア、155社・団体参加 7日まで

鉄の端材で作ったキャンプ用たき火台などを展示する柏木鉄工のブース=6日、尼崎市西長洲町1

 兵庫県尼崎市内のメーカーなどが製品や技術をPRする「あまがさき産業フェア」が6日、同市西長洲町1のベイコム総合体育館で始まった。市外の企業も含め、金属加工や産業用ロボットなどの155社・団体が出展している。7日まで。

 同市や同市内の経済団体でつくる実行委員会が主催し、阪神間では有数の規模の展示会。38回目になる。

 会場には「建設・環境」「サービス・物流」など10のカテゴリーごとにブースがずらりと並ぶ。各社の担当者が来場者に展示品を説明したり、商談スペースで話し込んだりしていた。

 製缶を得意とする柏木鉄工(尼崎市)は、加工工程で出る鉄の端材を使用して作ったキャンプ用のたき火台や五徳を展示。若手社員のアイデアを反映させた新商品といい、柏木忠貴社長(47)は「人材不足で、まずは業種を周知して興味を持ってもらいたいと思って身近なものを持参した」と話していた。

 7日は午前10時~午後4時。入場無料。JRと阪神の尼崎駅から無料シャトルバスを運行している。実行委事務局TEL070.2820.8804 (石川 翠)

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