「チーム札幌・北海道」設立シンポ 脱炭素への投資呼び込め 潜在力生かしGX拠点に

 脱炭素社会の実現に向け、道内外の産学官と金融機関が一体となって最大40兆円規模のGX(グリーントランスフォーメーション)投資を呼び込む共同事業体「チーム札幌・北海道」の設立記念シンポジウムが6月23日、札幌市の道新ホールで開かれた。主催はチーム札幌・北海道で、700席ある会場は満席となった。金融庁の栗田照久総合政策局長(現金融庁長官)が基調講演し、札幌を環境金融の情報や人材、資金が集まる国際金融センターとする構想を表明。パネルディスカッションでは関係省庁や金融機関の代表者・担当者らが、今後の取り組みや道内経済への波及効果について意見を交わした。内容を詳報する。

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