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2023年7月6日に公開された動画のテーマは……大阪事変①自民異例のテコ入れ！その効果は？
ゲストに選挙プランナーの松田馨氏をお招きし、次期衆院選に向けた自民党の動きについて語っていただきました。
大阪で自民党が復活するためのポイントとは？
【このトピックのポイント】
・自民党は大阪の6選挙区で支部長を更迭
・大阪府連立て直しには選択と集中が必要
・公明党現職との連携もカギ
次期衆院選に向けて自民党が大阪6選挙区の支部長を更迭
自民党は次期衆院選に向け、大阪府内の6選挙区の現支部長を事実上更迭し、新たに一般公募する方針を固めました。党本部主導で「大阪刷新本部」を立ち上げ、大阪の立て直しに取り組むとのことです。
党本部主導である点について、松田氏は「大阪府連ではもう立て直せない」とコメント。かなり厳しい状況に追い込まれていることがうかがえます。
負け続けてきた大阪府連のイメージを変えるためには人材の入れ替えは必須ですが、それだけで勝てるようになるわけではありません。松田氏はこれ以外にも措置を講じたうえで、長い年月をかけなければ状況を変えることはできないとしました。
松田氏「どれだけ早くても10年はかかるだろう、とは言われてますね」
大阪では統一地方選挙で大敗し、政党支持率でも維新に差をつけられている自民党。一方で松田氏は都議選や政権奪還を例に挙げ、「一度負けた後でもう1回復活できるしぶとさが自民党にはある」と、自民党復活の可能性を示唆しました。
MC鈴木邦和は、2017年の都議選で当選した時に自民党の国会議員に言われた「自民党は深くて広いんだ」という言葉が忘れられないとのこと。また、都議の活動を通してその言葉の意味を実感したそうです。
MC鈴木「1回の選挙でひっくり返ったからって負けないぞという思いが自民党にあるし、それは事実としてあるんだろうなというのはすごく感じましたね」
大阪府内19選挙区の自民党対応方針
自民党は大阪府内の6選挙区の支部長を公募で選びなおすほか、候補者不在の4選挙区で公募を行うとのことです。
MC鈴木「松田さんがもし大阪自民の選挙プランナーだったらどうやって戦いますか？」
MC鈴木の問いに対し、松田氏は候補者選び、組織の立て直し、発信するメッセージという3つのポイントに言及します。
特にメッセージについては、維新を批判するような内容は効果がないと松田氏。維新を上回るような改革を打ち出すなど、強いメッセージで勝負に臨むことが必要とのことです。
また、松田氏は「小さな勝利を積み重ねていくこと」も重要とコメント。勝てる見込みのある選挙区に資源を集中させ、1つずつ実績を積み重ねていくことで大阪での自民党復活につなげられる、としました。
さらに注目すべきは公明党現職の存在です。松田氏は「維新に一矢報いるというところでしっかり組んで戦えるのかどうかが、府連の立て直しに関わってくると思います」とコメントしました。
リスクを背負いながら選挙に勝つことで勢いを伸ばし続け、次期衆院選では野党第一党という高い目標を掲げた維新。失うものは何もない自民党大阪府連がそこにどこまで切り込めるのか、注目です。
動画本編はこちら！
大阪で自民党に新たな動き！復活に向けたテコ入れとは？
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