鳥羽シェフ 料理界から“追放”の危機…調理学校クビ、“内定した”発言もミシュラン全否定

(写真左:鳥羽周作インスタグラムより)

広末涼子(42)とのW不倫騒動が炎上し続けているシェフの鳥羽周作氏(45)。料理人として、さらなる窮地に立たされている。

6月14日、W不倫に関する謝罪文をTwitterに掲載した鳥羽氏。そこには「今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした」と綴られていた。

しかし、取り巻く状況は厳しい。W不倫騒動によって、ヘルスケア事業などを展開する株式会社ユーグレナが、鳥羽氏と交わしていたコーポレートシェフ契約を解除。また六甲バターも鳥羽シェフと結んでいた、’25年の大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約を解除するなど、企業との関係を軒並み失うことに。

「鳥羽さんは出演していた『きょうの料理』(Eテレ)を事実上の降板となり、地元である埼玉県戸田市の『とだPR大使』も退任。そして6月30日にはオーナーシェフを務める『sio』などのレストラン数店を運営していの代表を辞任するとTwitterで発表しました」(グルメ誌関係者)

そんななか7月5日、鳥羽氏に密着したドキュメンタリー映画『sio/100年続く、店のはじまり』の上映と配信の中止が決まった。

もともと同作は東京や福岡で公開され、7月7日からは愛知県の刈谷日劇で公開される予定だった。「スポーツ報知」によると同作の担当者は上映館数が今後増える可能性があると言い、7月31日からはU-NextやAmazonプライム・ビデオなどで配信されることも明かしていたという。

ところが広末が推薦コメントを出している同作には、鳥羽氏の妻子も出演しているため、ネットで「家族が可哀想すぎる」との声が相次ぐことに。すると5日に一転して上映も配信も中止に。

さらに同日、調理専門校のレコールバンタンは公式サイトで、調理&フードブランドプロデュース学部の学部長を務めていた鳥羽氏の退任を発表した。同学部は今年4月に開設されたばかりで、鳥羽氏はそれと同時に就任を果たしたものの、わずか3ヵ月での退任劇となった。

■ミシュラン発言や生肉動画で料理人としての信頼度も低下

仕事面で、どんどん追い込まれる鳥羽氏。そんななか、料理人としての信用も失っているようだ。

「東スポ」が7月1日にアップした取材記事で《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから》と発言している鳥羽氏。すると、ネットでは《バラしていいのか? 怒られるぞ》との声が上がることに。

この件について、ミシュランの担当者は本誌の取材に対して《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません》と内定を全否定した。

「内定をもらっていると豪語した鳥羽さんですが、ミシュランから“嘘”と否定されてしまいました。“内定した”と発言した背景はわかりませんが、いずれにせよこれまで築いたミシュランとの信頼関係を裏切ったことは間違いありません。仮に本当にミシュランの内定が決まっていたとしても、今回の発言でミシュラン側が考え直して、取り消される可能性もあるでしょうね。

また鳥羽氏の料理人としての資質も問われています。’20年10月にアップされた、WEBメディア『kufura』のYouTube動画で、鳥羽氏は生の豚肉を切ったあとに包丁とまな板を洗わないまま、生野菜を切っていました。そのシーンがW不倫騒動によって注目されると、食中毒を危惧する人たちはネットで《素人でも料理する人なら無意識に避けるパターン》《一流シェフとして失格レベル》と批判していました。

このままでは頼みの綱である料理界での立場も失い、“追放状態”となる可能性もあるのではないでしょうか」(前出・グルメ誌関係者)

自身の言動が仇となっている鳥羽氏。このままでは、文字通り“ゼロから”料理に向き合うことになりそうだ。

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