六甲ケーブル沿線で2500株のあじさい見頃、7月中旬まで

神戸市街地と六甲山を結ぶケーブルカー「六甲ケーブル」(本社:神戸市灘区)の沿線で、7月上旬からあじさいが見頃を迎えている。

六甲ケーブル沿線で見頃を迎えるあじさい

六甲山の玄関口として、「六甲ケーブル下駅」から「六甲山上駅」までの1.7km、高低差493.3mを約10分で結ぶ六甲ケーブル。クラシックタイプとレトロタイプの2種の車両があり、世界でも珍しい山上側の箱形車と山下側の展望車の2両連結で運転されている。

霧が発生しやすい六甲山上は湿度の高い日が多く、あじさいの生育に適した場所。花崗岩からなる酸性土壌の影響で、青色が美しく発色し、「六甲ブルー」と呼ばれ親しまれている。

梅雨の時期になると下駅から順に咲き始め、セイヨウアジサイ、ヒメアジサイ、ヤマアジサイなど、計2500株以上が咲き誇り、7月中旬まで沿線を彩る。

「六甲ケーブル」の営業時間は朝7時10分〜夜9時10分(毎時20分間隔)。片道料金・12歳以上600円ほか。

「六甲ケーブル」

時間:7:10〜21:10(毎時20分間隔)
料金:【片道】12歳以上・600円、6歳〜11歳・300円【往復】12歳以上・1100円、6歳〜11歳・550円

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