インフルエンザの流行が終息 2週続けて流行期の目安を下回る 静岡県が発表

静岡県内で流行が続いていたインフルエンザについて患者が減少傾向にあることから、県は7月6日、流行の終息を宣言しました。

県内では6月26日から7月2日までの県内139か所の定点医療機関で報告されたインフルエンザの患者は75人で、定点当たり0.54となり流行の基準となる1を下回りました。県内では、6月19日から2週連続で1を下回ったことから県は終息を宣言しました。

県内では、2022年12月下旬からインフルエンザの流行が始まりました。県によりますと、6月まで流行が続いたのは記録が残る2006年以降、初めてだということです。20歳未満の感染者が全体の約8割を占め、若年層を中心とした流行となりました。

県は、RSウイルス感染症やヘルパンギーナなどは、まだ流行が拡大しているとして手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。

静岡県庁

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