茨城県かすみがうら市は5日、同市深谷の市立霞ケ浦南小で、屋内プールを利用した2校の児童計17人が、足の指に赤い斑点のような傷を負ったと発表した。すり傷とみられる。施設に何らかの支障がある可能性があり、市は原因が分かるまでこの施設でのプール授業を中止する。
市教委学校教育課によると、6月30日に市立霞ケ浦北小(同市下軽部)の4年生2人、7月4日に霞ケ浦南小の5、6年生計6人、同5日に霞ケ浦北小の2、6年生計9人が、それぞれプール授業の際に3~5ミリの傷を負った。両校と霞ケ浦中(同市深谷)の3校は、プール授業の際にこの施設を共同で利用している。同中の生徒から傷の訴えは出ていないという。5日のプール授業後、霞ケ浦北小の児童から「けがをした」と申し出があり、調査の結果、17人の傷が判明した。