「日程を調整しているところ」“水浸し被害”楽団とまだ会えず…裾野市は和解金支払い意向示すも=静岡・スプリンクラー事故

静岡県裾野市の裾野市民文化センターで楽器が水浸しになったスプリンクラー事故をめぐって、楽団に対して和解金の支払いの意向を示している裾野市は7月6日、代理人弁護士が楽団側とまだ会えておらず、返答を待っていることを明らかにしました。

2022年9月、裾野市民文化センターでスプリンクラーが突然作動し、コンサートを控えていた「シンフォニエッタ静岡」の楽器などが水浸しになった問題をめぐり、裾野市は6月28日に臨時会見を開き、楽団側と和解金の支払いに向けた協議を申し入れる意向を示しました。

裾野市はSBSの取材に対して、代理人弁護士を通じてメールと電話で対面での協議を申し入れているものの、まだ直接会えておらず、楽団からの返答を待っていることを明らかにしました。

<裾野市 村田悠市長>

「代理人を通じて日程を調整しているところでございますので、その報告を市長として待ちたいと思っている」

「シンフォニエッタ静岡」は7月7日、静岡市内で記者会見を開くとしています。

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