行動制限なし にぎわい戻った“清水の七夕” 笑顔はじける商店主たち「継続が大事」【中継】

<重長智子アナウンサー>

静岡の夏が始まりました。きょうはJR清水駅前の清水駅前銀座商店街にお邪魔しています。清水七夕まつりの会場は本当ににぎわっていまして、夕方になってかなりお客さんが増えてきましたね。やはり4年ぶりにコロナ禍による行動制限のないお祭りということで、この清水七夕まつりを楽しみにしていた方がたくさんいらっしゃるんだなと改めて感じます。

<井手春希キャスター>

Q.浴衣姿の方もいますね。

<重長アナウンサー>

きょう本当は私も浴衣着たかったんですけど、商店街の方に法被を貸していただいて、お祭り気分でお送りしたいと思います。

この七夕まつりといえばやはり竹飾りですよね。地元の皆さんの手作りです。今年は徳川家康公ブームというのもありまして、こちらご覧ください。徳川家康公の竹飾りも多く見られます。静岡では450年以上前から有名ですし、改めて家康公に思いをはせるのもいいかもしれません。

ただ商店街の人たちの高齢化や担い手不足によって、最盛期と比べるとかなりの数は4分の1ほどになっています。それでも今年は去年の61本より多い、72本の見応えのある竹飾りがあります。ここからは七夕まつりの実行委員長、伊東哲生さんにお話をうかがいます。

<清水七夕まつり実行委員長 伊東哲生さん>

Q.今年は4年ぶりに行動制限のない七夕まつりです。この「人人人」を見ると、にぎわっているのが分かりますね。

「そうですね。4年前のですね、コロナの前の状態に戻りましたんで、本当に私ども喜んでおります」

Q.去年は清水銀座商店街が組合が解散してしまって不参加という形になりました。ただ、今年は新しい組合となって参加になりました。今どのような思いでいらっしゃいますか。

「銀座の商店街もですね若い人たちを中心に、また復活してもらい、これからバトンタッチして、盛り上げていってもらえると、継続することが大事です」

Q.そして今年の七夕まつり69回目を迎えます。伊東さんご自身も七夕まつりが始まった69年前に清水でお生まれになったそうで?

「七夕と一緒に生まれて、現在に至っております」

Q.今年の七夕まつり69回目。そして来年は70回目の節目の年を迎えます。どんな気持ちでしょう?

「記念大会でもあるので、今以上に盛り上げていきたいと思いますので、ぜひまたよろしくお願いします」

<重長アナウンサー>

商店街の皆さんは心を1つにして、この清水七夕まつりを盛り上げています。

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