静岡市の夏の風物詩「清水七夕まつり」が7月6日始まりました。2022年、組合が解散したことで不参加だった商店街も今回は復活し、会場は熱気に包まれています。
6日午前の清水駅前銀座商店街。多くの人が訪れ、華やかな竹飾りを前に写真を撮る人の姿も。この日始まった清水七夕まつり。2023年はコロナ禍による制限がなく、4年ぶりの通常開催です。前年は感染症対策のため吹き流しに触れないよう飾りを高く上げていましたが、今回は子どもでも手が届くよう低い位置に下げました。
<静岡市 難波喬司市長>
「つなげる人の思い、具体的な行動があれば、形になってその輪がどんどん広がっていく。そういう人の心、思いが結集して広がっていく非常に大きな機会ではないかなと思います」
そして、復活の年でもあります。清水銀座商店街の組合は店主らの高齢化などを理由に解散し、前年はまつりに参加しませんでしたが、小規模でも何とか続けていきたいと一部の店舗が集結して新たな組合を発足させました。片付けに苦労していた飾りを上からつるす形ではなく、路上に置くという新たなスタイルで再出発です。
<nanairo 池田 都代表>
「今年は商店街全部でやりましょうということで気合が入って、2月頃から作り始めた。子どものころから七夕まつりは楽しみにしていたお祭りなので、それに参加できることはうれしい。自分たちの力で形にしていくことが楽しいです」
<内山 内山多鶴子さん>
「何とかできる限りのことで続けていけたらいいなと思います」
Q.来年もまた出したい?
「頑張りますよ」
復活した清水銀座商店街には大活躍している大谷翔平選手や徳川家康公を模したキャラクターなど力作が並び、訪れた人を楽しませていました。