七夕を前に、一足早く浮かび上がった「天の川」 境内が幻想的な空間に 兵庫・西宮神社

水面に浮かび上がったLEDの「天の川」=6日夜、西宮市社家町、西宮神社

 7日は七夕。兵庫県西宮市社家町の西宮神社では、境内の池に発光ダイオード(LED)を浮かべて「天の川」をつくりだす。6日夜に試験点灯があり、青と白の光の帯が幻想的に浮かび上がった。

 1月の十日えびすの半年後に当たる「夏えびす」の恒例行事。水面に1500個、地上に500個のLEDを配置し、7、10、20日の夕方から午後9時まで点灯する。

 7日は二十四節気の一つ「小暑」でもあり、暑さが本格的になる頃とされ、神戸地方気象台は神戸で31度、豊岡で38度の最高気温を見込む。同神社の吉井良迪禰宜(34)は「涼しげな光で暑さを忘れていただけたら」と話している。(吉田敦史)

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