前足に特徴のある黒猫が置き去りに
庭に１人ぼっちで
英国マンチェスターでの出来事です。ある家の庭で、数週間にわたり黒猫が目撃されていました。しかし、この家の持ち主は最近引っ越したはず...どうやら黒猫ちゃんは置き去りにされたようです。
保護
その後、黒猫さんはRSPCA マンチェスター＆サルフォード (RSPCA Manchester & Salford) に保護されました。当初、とても怯え警戒していましたが、1週間後には人間への信頼を取り戻してくれたようです。「ディーンドラ」と名付けられた猫は必要なケアを受け、日毎に元気を取り戻して行きました。
さらにディーンドラは、一般的な猫とは違う形状の特別な前足を持っていました。生まれつき前足の指が癒着している合指症と言われる症状ですが健康には一切害がないとのこと。
保護施設のスタッフは「珍しい足の形ですが、むしろエレガントに見えます」と語っています。
エレガントな足を持つディーンドラは、永遠の家族が現れるのを待ち続けていましたが、新しいお家がなかなか決まらないまま10週間が過ぎました。ディーンドラが寂しがっているのが伝わります。早く安心できる家族に出会って欲しいです。
里親募集の日
そしてついに、ディーンドラに最高に幸せな日がやってきました。ディーンドラの話を聞いたマンチェスター・イブニング・ニュースのマイケル・ケースモアが施設を訪れ「この子を家に連れて帰らなければ」と永遠の家族になることを決めたのです。
家族のもとで
あんなに臆病だったディーンドラですが、新しい家族のもとで遊び好きな一面が開花！大好きなおもちゃで遊び、家の中を元気に走り回って家族を楽しませているようです。
そして、お膝に前足を乗せて頭をすりすりして感謝の気持ちを伝えるのも忘れません♪
まとめ
引越しの際に置き去りにするなど本当に身勝手な行動です。飼えなくなったのなら、相談できる団体があるはず。何もわからず放り出された猫が困惑し寂しい思いをすることを考えて欲しいものです。ディーンドラがこれからもずっとのびのびと安心して暮らせますように。
- 可愛いディーンドラはこちらからご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル：BazPaws
