7月6日、静岡市清水区の国道1号バイパスの工事現場で橋げたが落下し、8人が死傷した事故で、このうち7人の作業員は橋脚の上で作業をしていて、橋げたに巻き込まれ地上に落下していたことが分かりました。
【写真を見る】7人は橋脚上で作業中に巻き込まれたか 橋げた落下で9m下の道路に 8人死傷事故＝静岡・清水区
この事故は6日午前3時ごろ、静岡市清水区尾羽の国道1号バイパスの工事現場で、長さ約60m、重さ約140トンの鉄製の橋げたが落下したもので、53歳と51歳の男性作業員の2人が死亡、6人が重軽傷を負ったものです。
捜査関係者によりますと、死傷した8人のうち7人は橋脚の上で橋げたを移動させる作業に携わっていて、橋げたの落下に巻き込まれ、9m下の道路に落下していたことが分かりました。
7人はいずれもヘルメットと命綱を装着していましたが、落下の際に橋げたと地面に挟まれていた人もいたということです。警察は7日も現場検証を実施し、事故の原因を調べる方針です。
