まだ間に合う!兵庫で、朝ドラ・牧野博士命名「あじさい」見頃に

関西の平地では今年のあじさいシーズンが終盤に差し掛かるなか、「六甲高山植物園」(神戸市灘区)では6月30日、「ヒメアジサイ」が見頃に。「ヒメアジサイ」は、現在放送中の朝ドラ「らんまん」(NHK)主人公のモデル・牧野富太郎博士が命名した品種だ。

六甲高山植物園で、見頃を迎えた「ヒメアジサイ」

女性的で優美に咲く花を見た牧野博士によって命名された「ヒメアジサイ」。酸性の土壌である六甲山では特に、鮮やかな青色に発色するため「六甲ブルー」と呼ばれ、神戸市の市花としても親しまれている。

公式ツイッターによると同園のヒメアジサイはまだ完全に色づく前で、現在はふわりとした淡い色合いを楽しめるという。

現在の色づき状況(画像はスクリーンショット)

鑑賞は7月下旬まで楽しめるほか、牧野富太郎が来園した様子の写真や直筆の手紙や図、書籍など約200点が並ぶ特別企画『牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~』も8月15日まで開催中。

営業は朝10時〜夕方5時(4時半受付終了)で、7月6・13日は休園。入園料金は中学生以上900円、4歳~小学生450円。

「六甲高山植物園」

住所:神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
時間:10:00~17:00 (16:30受付終了)※イベント開催時は延長の場合有
休園:3月、4月の木曜日、および6月22日(木)~7月13日(木)の木曜日
料金:中学生以上900円、4歳~小学生450円
電話:078-891-1247

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