笑顔並べ創校150年祝う 西田地方小 ドローンで撮影、空から集合写真

ドローンでの集合写真撮影に臨む児童や地域住民=富山市西田地方小

 富山市西田地方小で創校記念日の6日、150周年記念事業としてドローンによる集合写真の空撮が行われた。全校児童と教職員、地域住民ら約400人がグラウンドで校舎を背景に笑顔を並べ、学びやの節目を祝った。

  ●記念冊子に掲載

 PTAや西田地方校下自治振興会などでつくる事業委員会が中心となって実施した。児童は空高く飛ぶドローンに歓声を上げ、手を振りながら写真に納まった。

 写真は11月に配布される記念冊子に掲載する。PTA会長の浅井昌代さん(49)は「いつも温かく見守ってくれる地域の方と撮影した。10年後、20年後に引き継いでいきたい」と話した。

 8日は同校で記念式典や演劇公演が行われる。

 

  ●高岡西条小、8月に閉校行事

 来年3月末で閉校し、高岡市川原小、横田小と統合する西条小で、8月19日、記念イベント「閉校アトラクション」が開かれる。夜の学校を舞台にイルミネーションや宝探しなどを行い、最後の夏に親子で思い出をつくってもらう。

 西条小PTAが企画した。校舎からグラウンドまでをLEDランタンで彩る「ランタンロード」のほか、グラウンドで学校行事を振り返る映像を上映する。校舎内を巡る宝探しやゲームコーナー、バザーなども予定する。

 同小では今後、11月に閉校セレモニー、来年3月末に閉校式が行われる。

 西条小は1874(明治7)年に開校した。来年4月に旧高岡西高の校舎を活用して3小学校の統合校が開校し、2027年4月に新校舎を整備して統合小と高岡西部中が入居する。

8月に閉校イベントが開かれる高岡市西条小

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