街流しあでやかに 高岡・戸出七夕まつり2日目

七夕飾りの下で踊る参加者=高岡市戸出町2丁目

 高岡市戸出地区の夏の風物詩「第58回戸出七夕まつり」(富山新聞社など協賛)は2日目の6日、メイン行事となる「民謡踊り街流し」が行われた。浴衣姿の住民約320人がちょうちんの明かりで彩られた約500本の七夕飾りの下で、あでやかに踊りを繰り広げた。

 戸出東部、戸出西部両小児童や戸出中生徒、戸出体育振興会員らが踊り手となり、午後7時ごろに戸出西部小前と、戸出町2丁目交差点から2グループで出発。「戸出音頭」「戸出七夕夢物語」に合わせて踊りながら練り歩き、戸出コミュニティセンターで合流、最後は輪踊りで締めた。

 初めて参加した戸出東部小4年の長井莉緒さんは「疲れたけど七夕飾りがきれいで、いつもより踊っていて楽しかった」と笑顔を見せた。市商工会館前に設けた特設ステージでは戸出中吹奏楽部などによる演奏が披露された。

 7日はよさこい演舞や児童クラブによるあんどんパレードなどが行われる。

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