路上で豚発見 ペットの可能性も 茨城県警行方署が保管

行方署で保管している豚=行方市麻生

茨城県行方市内の道路上で豚が見つかり、県警行方署が拾得物として保管するとともに、飼い主や引き取り手を探している。

同署によると、7月1日午後3時半ごろ、同市小貫の道路で、車で通りかかった男性から「豚がいる」と通報があり、駆け付けた同署員が捕まえた。

豚は体長約100センチ、体高約40センチで、雄とみられる。両耳が目を覆う形で垂れているのが特徴。人に慣れ、発見当初はビニールのようなひもが首に巻かれていたことから、ペットとして飼われていた可能性があるという。健康状態は良好で、現在は同署員の世話で餌を食べたり、周辺を散歩したりしている。

市内の養豚場に該当する豚はおらず、飼い主か引き取り手が見つかるまで、同署が保管することになりそうだ。

© 株式会社茨城新聞社