店舗拠点のEV充電インフラ整備へ ヤマダデンキとプラゴが協業

株式会社ヤマダデンキ(以下、ヤマダデンキ)と株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は、顧客体験の向上および脱炭素社会実現に向け、プラゴの充電サービスの提供を開始する。

今回の取り組みの目的は、店舗を拠点とするEV充電インフラ整備を図ることだ。第一弾として、LABI1 LIFE SELECT なんばで、プラゴの提供するアプリ「Myプラゴ」を用いて、事前予約から充電利用、電子決済ができる急速充電器「PLUGO RAPID」の提供を開始する。

「PLUGO RAPID」は、2022年12月に提供開始したEV充電事前予約サービスだ。来店に合わせてEV充電ステーションを予約し、買い物の間に充電を済ますことができる。これにより、両社は、EVで安心して買い物に行くことのできる店舗として、顧客体験の向上を図る。

プラゴ、EV充電事前予約サービス「PLUGO RAPID」提供へ

株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は、事前予約できる急速充電器「PLUGO RAPID(プラゴ ラピッド)」を12月初旬から4カ所で提供する。11月29日付のプレスリリースで明かした。同社は、自宅外に基礎充電できる場所を整備し、EV充電インフラの課題解決を図っている。今回「PLUGO RAPID...

同時に、両社は、複数の店舗への設置を進め、その利用実績や店舗のエリア特性の分析を通じた実証を重ね、全国店舗におけるEV充電ステーション導入計画を策定していくという。なお、両社は、今後は地域社会、顧客、店舗いずれにとっても有用で持続可能なEV充電インフラ整備を進めていくと述べている。

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