地元民から愛される大阪・八尾市の人気店!絶品すき焼きうどん定食は牛丼で〆る!

旅人へひとこと

『うどん処加門』の絶品うどんを味わい、そして八尾市の歴史的建造物や史跡をじっくりと散策してほしい。

1977年創業の『うどん処加門』は、高級料亭出身の店長が腕を振るう地元民おすすめのうどん屋さんです。

『うどん処加門』は、JR大和路線八尾駅から徒歩7分。

八尾警察署のすぐ近くにお店を構えています。

店舗敷地内には2棟の建物があり、上の画像右側が本館で、左側が別館になります。

別館は主に大人数の宴会用として利用されています。

風情のある建物は、大阪府池田市の古民家を移築したそうです。

今回食事を頂く場所は本館になります。

本館は、高級料亭を思わせる造りとなっています。

店内は広く、民芸品などが展示されています。

小上がりの座敷席では、庭園を眺めながら食事を楽しめます。

カウンター席は1人あたりのスペースが広く、テーブル席も囲みになっていて、ゆったりと食事を味わう事が出来ます。

大阪うどんならではの美味しさが味わえる「すき焼きうどん定食」

こちらのお店では「カレーうどん」の人気も高いですが、今回おすすめする「すき焼きうどん定食」も是非食べて頂きたい!

ボリューム感と、その美味しさにハマること間違いありません。

「すき焼きうどん」にトッピングされている具材は豆腐、糸こんにゃく、えのき、牛肉、ネギの5種類です。

お肉の量が多いので、それだけでもう嬉しくなります。

あと「すき焼きうどん」としては珍しく、糸こんにゃくがトッピングされています。

「すき焼き」の中で意外と美味しいのが糸こんにゃくだったりします。

卵に絡めて頂くと最高です!

麺は自家製麺。

こちらのお店では大阪うどんと謳われています。

通常、角を丸くしているのが一般的な大阪うどんの特徴です。

でも、こちらのお店の麺を見ると、しっかりと角が立っています。

ネオ大阪うどんと云っても良いでしょう。

モチモチ感が素晴らしく、「すき焼き」の甘辛いタレもしっかりと吸収されているところは、大阪うどんならではの味わいです。

「すき焼き」ですから、もちろん具材は卵に絡めて頂きます。

こちらのお店では生卵が別の器で用意されていますから、それぞれの具材をしっかり卵に絡めて頂く事が出来ます。

特に麺と卵を絡めた時の味が最高です!

まるで「釜玉うどん」を食べているような感じです。

「すき焼きうどん」を堪能した後の締めですが、ここで裏技を紹介致します。

白ごはんに、あえて残しておいたお肉を載せ、残ったタレを注ぎ、残った生卵も加えます。

即席の牛丼の出来上がり!

テーブルには七味も用意されていますので、お好みでふりかけると良いでしょう。

甘辛いタレがごはんによく合う!

お肉も美味しくて、即席ですがクオリティーの高い牛丼を堪能する事が出来ました。

この記事を読んで、そろそろ「すき焼きうどん定食」を食べたくなったのではないでしょうか?

是非、大阪府八尾市『うどん処加門』へお越しください。

年末年始以外は無休で営業されています。

八尾市は大阪市に比べて5分の1ほどの小さな面積の町ですが、『うどん処加門』のような、知る人ぞ知るうどん屋さんの名店が市内に多く点在しています。

うどん店に限らず、いまや日本全国に知られるようになったとんかつ専門店『とんかつマンジェ』も、数年前までは知る人ぞ知る八尾市の名店でした。

八尾市にはまだまだ『とんかつマンジェ』に匹敵する、隠れた名店が数多くあります。

宝を探すような気持ちで、隠れグルメの町、大阪府八尾市を食べ歩いてほしい。

うどん処加門

〒581-0085 大阪府八尾市安中町3丁目1−23 安中麺業加門

八尾市出身の大物歌手も参拝!『大聖勝軍寺』で勝負運をUP!

JR八尾駅から南へ下った国道25号線沿いにある『大聖勝軍寺』は、仏教の受容をめぐり、聖徳太子が蘇我馬子と協力して、物部守屋と戦った古戦場として知られています。

『大聖勝軍寺』の参道入口に『守屋池』と言われる小さな池があります。

この池で、戦に負けた物部守屋の首を洗ったと一説にあります。

境内には本堂である『太子堂』があり、周辺の地名にもなっています。

聖徳太子自らが彫り、自らの髪を植毛したとされる植髪太子像が、この『太子堂』に安置されています。

この『太子堂』で戦勝祈願をすると、勝負運が上がると言われています。

八尾市出身の某大物演歌歌手も、勝負の時はこちらで祈願されるそうです。

境内には讃岐うどんを世に広めた空海の像も安置されています。

こちらの寺では他にはない、聖徳太子に纏わる珍しい像があります。

それが『神妙椋樹(しんみょうりょうじゅ)』。

椋の木が祀られています。

この椋の木を良くご覧になって下さい。

木の中に聖徳太子の像が安置されているのが分かります。

聖徳太子が敵軍に包囲され、危機に陥った時、この椋の木が二つに割れ、そこへ聖徳太子が身を隠し、九死に一生を得たと伝えられています。

あと『大聖勝軍寺』周辺は、物部守屋ゆかりの史跡などが点在しています。

『大聖勝軍寺』から国道25号線沿いに奈良方面へ25mほど歩いた場所に物部守屋の墓『物部守屋墳』があります。

物部守屋を射止めた矢を埋めたとされる『鏑矢塚』。

物部守屋を射止めた弓を埋めたとされる『弓代塚』。

光蓮寺という立派なお寺の門前に『稲城址(いなきあと)』という石碑があります。

物部守屋が兵を集め、稲を積み上げて防備し、抗戦したとされる場所です。

『加門』で美味しいうどんを食べた後、またはその前に、是非、聖徳太子と物部守屋のゆかりの地を散策してみてはいかがでしょうか?

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://blog.goo.ne.jp/sasuraieigabito

大聖勝軍寺

〒581-0063 大阪府八尾市太子堂3丁目3−16

公認ライターが太鼓判!日本各地の美味しいうどんをご紹介

https://gohantabi.jp/categorylist/67

*この記事は2023年6月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:放浪うどん人

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