本間愛花さん日本祭り初登場=歌手で女優、釣りでも活躍

「音楽で一緒に楽しめたら」と本間愛花さん

 2019年に出したアルバム『真夏の理想都 ―マナツノリゾート―』収録曲「ハナウド ~夏の終わりに咲く花~」が映画化され、女優として主演も務めた本間愛花さん(35、新潟県出身)が、今週末にサンパウロ市で開催される県連日本祭りの舞台に立つため4日に来伯し、翌日に本紙編集部を訪れた。
 シンガー・ソングライターで女優の本間さんに当地の印象を聞くと、「ブラジルは前から訪れたい国でした。人も町も明るく、あちこちのビルに壁画が描かれ、音楽やアートが進んでいると思います」という。
 本間さんは幼少からエレクトーンを習い、小学4年生頃に初めて作曲を行った。08年に上京し、17年に『本間愛花』でアルバム・デビュー。19年に『真夏の理想都 ―マナツノリゾート―』。21年7月にはテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」のエンディングテーマにも採用された「あなたに出逢えて幸せでした…これからも」を発表。CMや舞台、ラジオなど各種メディアで活躍している。
 県連日本祭りではメイン舞台で8日(土)15時55分から30分間、9日(日)13時55分から30分間で、次の5曲を歌う予定。(1)アニメ「セーラームーン」オープニング主題歌「ムーンライト伝説」(2)松原みきの「真夜中のドア」(3)「あなたに出逢えて幸せでした…これからも」(4)「ハナウド」(5)デビュー曲「Blue Blue」。
 後半3曲がオリジナル曲で、最後の2曲にはブラジル人アーティストのジョゼ・ロベルトがギター演奏で加わる。
 今回初来伯の本間さんは「本番がとても楽しみ。言葉は分からないけど、音楽で一緒に楽しめたらと思っています」とほほ笑んだ。
 本間さんは県連日本祭り出演後、アマゾン河で釣りをするためマナウスを訪れる予定。本間さんは10年に国際フィッシングショーで初代アングラースアイドルに選ばれるなど釣り好きでも有名で「支流で大物を狙います」と笑った。
 その後、16日(日)12時25分から45分には、リベルダーデ広場で開催される七夕祭りに出演する。

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