商業を学ぶ栃木県内の高校生 日頃の調査や研究の成果を発表 「最優秀賞は4年連続で鹿沼商工高校」

 商業を学ぶ栃木県内の高校生たちが6日、鹿沼市で日頃の調査や研究の成果を発表しました。

 商業研究の発表大会には、県内の商業科などがある高校12校が参加しました。

 この大会は、高校生が地域経済や地域創生などをテーマに研究したことを発表することで、変化する時代に対応する経営能力を養うことなどを目的に開かれています。

 去年(2022年)までは、新型コロナウイルスの影響で会場の人数を制限して発表していたため、一堂に集まって開催するのは4年ぶりです。

 佐野松桜高校は、新たな名物グルメを作り地域の活性化を目指そうと、企業と協力して県の特産品のとちおとめを使ったソースを開発・販売したことを発表しました。

 審査の結果、最優秀賞は4年連続で鹿沼商工高校が受賞し、先輩たちが開発した「いちご饅頭」を全国展開するためにブランディングを行ったことなどが評価されました。

 鹿沼商工高校は、9月8日に茨城県水戸市で行われる関東ブロック大会に出場します。

 2位に当たる優秀賞は、自分たちの住む那須地域の活性化をテーマにした那須清峰高校が受賞し、3位に当たる優良賞はブランド米「とちぎの星」を使って新たな商品開発を行った高根沢高校が受賞しました。

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