7日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝144円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比14銭円安ドル高の1ドル＝144円05～10銭。ユーロは55銭円安ユーロ高の1ユーロ＝156円77～88銭。
米国で6日発表された雇用関連の指標が市場予想を上回り、米労働市場は引き続き堅調との見方が広がった。これを受け、米連邦準備制度理事会（FRB）による利上げ長期化を見込んだ円売りドル買いが優勢となった。
一方で、市場では米利上げ長期化による景気減速懸念も強まっている。外為ブローカーは「リスク回避を目的とした円買いの動きも出ている」と話した。
