パリ五輪「憧れから目標に」 陸上選手権女子ハードルで3連覇、山本亜美選手に市民スポーツ大賞

草津市民スポーツ大賞を受けた山本さん(左)=草津市役所

 6月の日本陸上選手権女子400メートル障害で3連覇を果たした立命館大スポーツ健康科学部3年の山本亜美さん(21)=滋賀県草津市=に3日、草津市民スポーツ大賞が贈られた。山本さんは昨年に続き3度目の受賞。

 地元出身の山本さんは京都橘高でハードル種目に出合った。今回は昨年の同選手権決勝で記録した自己ベストを更新する日本歴代5位の56秒06で頂点に立った。今後、アジア選手権やアジア大会などに日本代表として出場予定という。

 市役所での表彰式で橋川渉市長から表彰状を受け取った山本さんは「日本代表にも選ばれ、これからも挑戦を続けてもっと強くなりたい」と意気込みを語った。来年に控えるパリ五輪に向けて「これまでは(出場は)憧れだったが、ランキングも上がって目標と言えるぐらいになってきた」と見据えた。

© 株式会社京都新聞社