カッパになりきる「ごんごおどり」 まつりに向けて練習スタート ユーモラスで軽快な動きが特徴/岡山・津山市

岡山県津山市山北の津山総合体育館で4日、津山納涼ごんごまつりを盛り上げる「ごんごおどり」の講習会が始まり、子どもから大人まで約150人が熱心に練習した。まつり初日(8月5日、奴通り)の総踊りに向け、25日まで計4回行われる。

振り付けを考案した舞踊集団宮坂流の宗家・宮坂身志さん(73)と家元・一樹さん(27)らが訪れ、指導した。参加者たちはアドバイスを受けながら音頭に合わせ、ごんご(カッパ)のユーモラスな手足の動きなどを繰り返し練習。しだいに慣れて所作がそろい、本番さながらに軽快に踊っていた。引き続き、同日にある「和っしょい!津山」の練習も行った。

林田小学校6年の山田一夏さん(11)は「毎年出ていて踊りを覚えているので、みんなで楽しく練習できた。まつりでは優勝を目指して頑張りたい」と話していた。

ごんごおどり事務局によると、30団体、約1200人がエントリーしている。

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