G7広島サミットの成果を次世代へ 常設の展示コーナー設置を検討 首脳会議で使用の円卓など

広島サミット県民会議は、5月に開かれたサミットの成果を次世代に継承していくため、広島市内に常設の展示コーナーを設置する方向で検討しています。

湯崎英彦知事
「皆様のご協力により、G7各国首脳などを温かくお迎えすることができました。改めて皆様のご協力に対し、深く感謝を申し上げます」

県民会議の総会では5日、広島サミットの成果を次世代に継承していくため、広島市内に、「G7広島サミット記念コーナー」の設置を検討していることなどが報告されました。

コーナーは常設で、首脳会議で実際に使用された円卓や広島サミットのロゴオブジェ、贈呈品などの展示を目指しているということです。候補地は検討中としています。

湯崎英彦知事
「実際に首脳が使った椅子やテーブル、首脳の記帳、こういったことはサミットを振り返る上で、とてもいいきっかけになるようなものだと思う。平和のことについて、あるいは広島の魅力について、多くの皆さんにまた考えていただきたいと」

これとは別に、7月下旬から8月末まで中区の広島国際会議場で、各国首脳の「芳名録」が展示されます。

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