「本いっぱい読みたい」「プリキュアになりたい」 園児、短冊に願い 甲田幼稚園(青森市)

願い事を書いた短冊や飾りを次々とササに付ける子どもたち=6日午前、青森市の甲田幼稚園

 7日は七夕。青森市の甲田幼稚園(山田由子園長)は前日の6日、恒例の「七夕の会」を開いた。それぞれの願いや夢を書いた短冊をササに飾り、子どもたちの健やかな成長を願った。

 七夕の会には、1~6歳の園児63人が参加した。冒頭、教諭が紙に描いた織り姫やひこ星などをホワイトボードに張り付けながら、習わしの由来や短冊の色の意味を説明。子どもたちは「本をいっぱい読みたい」「プリキュアになりたい」などと書いた短冊付きの小さなササを手に、それぞれの思いを披露した。

 引き続き、同園の玄関に設置する高さ約4メートルの大きなササに、年中、年長組の32人が短冊や飾りを取り付けた。赤平尚哉ちゃん(6)は「みんなで頑張ったからきれいにできた」と喜んでいた。

 青森地方気象台によると、7日の県内は高気圧に覆われ、全域で晴れや曇りとなる見込み。夕方から夜にかけて曇る時間帯はあるが、星空が望める可能性は高いという。

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