西日本豪雨から5年となった7月6日夜、広島県坂町で、追悼の灯が犠牲者に捧げられました。
西日本豪雨の被災地・坂町小屋浦にある水害碑の前で追悼集会が開かれ、遺族や住民たちが祈りました。
住民
「ここの公園も災害伝承公園。伝えていく義務があるかなと思う。忘れないようにしたい」
その後、「7・6」の形に並べた灯ろう600個に火を灯しました。
灯ろうには、小屋浦に住む子どもから大人や、ボランティアたちの復興への願いが書かれています。
発災後7か月間ボランティアをした人
「亡くなった方々もいるし、心に傷を負われた方もいるだろうけど、ボランティアなり、ほかの地方の人が集まって、そこでふれあいができるっていうのは唯一、いいことだと思う。これからもそういった絆は小屋浦のみなさんさえよろしければ、続けていきたいなと思っています」
西日本豪雨では、広島県内では関連死を含めて152人が亡くなりました。