ブルージェイズがダブルヘッダー連勝 菊池は4失点で勝ち負けつかず

悪天候のため前日の試合が順延となり、ダブルヘッダーが行われたブルージェイズとホワイトソックスのカードは、どちらも緊迫した接戦となった試合をブルージェイズが勝ち切り見事連勝。敵地での3連戦をスイープし、ヤンキースと並ぶ地区3位タイに浮上した。一方スイープを喫したホワイトソックスは、借金が今季最多の15まで膨れ上がってしまった。

ダブルヘッダー第1試合【ブルージェイズ6-2ホワイトソックス】延長11回タイブレーク@ギャランティードレイト・フィールド

ブルージェイズ先発ホセ・べリオス、ホワイトソックス先発ランス・リンがともに7回まで相手打線をわずか1安打無失点に抑える快投を披露すると、リリーフ陣も得点を許さず試合はそのまま延長タイブレークに突入。11回表にジョージ・スプリンガーのタイムリーで均衡を破ったブルージェイズが5本のタイムリーで6点を奪い、6対2で勝利した。ブルージェイズ3番手のジョーダン・ロマノが4勝目(4敗)をマークし、6番手のイミ・ガルシアが1セーブ目を記録。ホワイトソックス5番手のアーロン・バマーは2敗目(3勝)となった。

ダブルヘッダー第2試合【ブルージェイズ5-4ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

ブルージェイズは1点を追う6回表にウィット・メリフィールドのこの試合2発目となるホームランで同点とすると、続く7回表にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。リリーフ陣が無失点で逃げ切って、5対4でダブルヘッダー連勝を飾った。ブルージェイズ2番手のジェイ・ジャクソンが1勝目(0敗)をマークし、4番手のネイト・ピアソンが1セーブ目を記録。ホワイトソックス3番手のニコラス・パディーヤが1敗目(0勝)を喫している。

なお、この試合に先発したブルージェイズの菊池雄星は、3回裏にエロイ・ヒメネスの12号2ランなど4安打で3失点を喫すると、同点で迎えた5回裏にも併殺間の得点で勝ち越しを許しこの回を投げ終えたところで降板。四死球はなく制球は安定していたものの、8安打を浴びて5回4奪三振4失点の勝ち負けつかずでこの日の出番を終えた。今季の防御率は4.24となっている。

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