大関貴景勝が休場 両膝負傷、調整に遅れ

貴景勝

 大相撲の東大関貴景勝(26)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が7日、名古屋場所(9日初日・ドルフィンズアリーナ)の休場を決めた。初日と2日目の取組に入らなかった。両膝痛の影響で調整が大幅に遅れ、場所前の稽古で相撲は一度も取れなかった。

 休場は3月の春場所以来で10度目。再出場せずに負け越せば、9月の秋場所は7度目のかど番となる。

 霧島が新大関に昇進した今場所は番付上の1横綱1大関が3場所で解消。だが、初日から出場する横綱、大関はまたも1人ずつと寂しい状況になった。

6日、稽古する貴景勝。名古屋場所の休場を決めた=名古屋市の常盤山部屋宿舎

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