Dバックスが3連戦被スイープ キャロルも負傷交代と厳しい1日に

【メッツ9-0ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ダイヤモンドバックスは3回までに7得点を奪われると、打線もメッツ先発カルロス・カラスコの前にわずか3安打で無得点と沈黙。さらに投手陣は中盤にも追加点を許し、0対9といいところなく敗れて本拠地での3連戦被スイープとなってしまった。カラスコは8回無失点の好投で3勝目(3敗)をマークし、ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは5敗目(5勝)を喫している。

ダイヤモンドバックスは初回にピート・アロンソの26号2ランを浴びて先制を許すと、3回表には3本のタイムリーとフランシスコ・アルバレスの16号2ランで5点を奪われ早々に敗色ムードに。さらに5回表にもアルバレスのタイムリー、6回表にはフランシスコ・リンドーアに18号ソロを許すなどメッツ打線の前になす術がなく、意地を見せたい打者陣も最後まで3塁すら踏めず完敗を喫した。

被スイープを喫したダイヤモンドバックスだが、それ以上に痛いのが新人王候補コービン・キャロルの負傷交代だ。今季打率.290、18本塁打、24盗塁、OPS.924の活躍でルーキーながらチームを牽引していたキャロルは、7回裏の打席で空振りをした際に右肩を抑えそのままダッグアウトに下がると、代打を送られその場で試合を退いた。マイナー時代の2021年に右肩関節唇損傷の大怪我を負っていたキャロルは、日本時間6月30日の試合でも打席中に右肩の違和感を訴え途中交代となっていたが、その際は検査でも問題が見つからず、この3連戦初戦からスタメンに復帰していた。

また、キャロルはダイヤモンドバックスのルーキーとしては史上初の球宴スタメン選出という快挙を達成しており、オールスター・ゲームでも活躍が期待されていたものの、出場の見通しはかなり暗いものとなってしまった。さらに、長期離脱となれば現在ナ・リーグ西地区首位を走るダイヤモンドバックスにとって大きな痛手となってしまうことは間違いなく、チームにとってはまさに悪夢のような1日となった。

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