立憲民主党の泉健太代表は7日の記者会見で、昨年9月の安倍晋三元首相の国葬を巡り、今後の実施基準を明文化せず、国葬自体の是非などに関する検証が不十分なまま一連の事務を終える政府の姿勢を批判した。「国葬実施の法的根拠をどう考えるのか。政府の取り組みは不十分だ」と述べた。
今後の国葬の在り方について「時の政権によって政治利用されるべきではない。首相経験者は内閣葬でそろえるのも一つの考え方だ」と主張した。
安倍氏の国葬に関しては、岸田政権が国会への十分な説明がないまま実施を閣議決定したとして、野党などから批判が続出。国会の関与や一定のルールを設けるよう要求する声も上がっていた。
