朝乃山、名古屋場所初日は明生 2日目は平戸海

 日本相撲協会は7日、大相撲名古屋場所(9日初日、ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、元大関で東前頭4枚目の朝乃山(29)=富山市出身、高砂部屋=は、初日に西前頭3枚目の明生(めいせい)(27)=鹿児島県出身、立浪部屋、2日目に東前頭5枚目の平戸海(ひらどうみ)(23)=長崎県出身、境川部屋=と対戦することが決まった。

 明生との対戦成績は6勝2敗。先場所は土俵際で突き落とし、逆転勝ちを収めた。平戸海とは2度目の対戦で、初顔対決となった先場所は朝乃山がはたき込みで勝利した。

 朝乃山は9場所ぶりに幕内復帰した5月の夏場所で、東前頭14枚目ながら12勝3敗と勝ち越し、東前頭4枚目に番付を上げた。今場所は上位陣との総当たりが予想され、元大関としての真価が問われる。

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