中国籍の夫婦に罰金各20万円 天然記念物のオカヤドカリをビーチで捕獲 沖縄・那覇区検

 那覇区検は6日、沖縄県内のビーチで天然記念物のオカヤドカリを捕獲して移動させたとして、文化財保護法違反の罪で中国籍の30代夫婦2人を略式起訴した。那覇簡裁は同日、それぞれに罰金20万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、2人は文化庁長官の許可を受けず、正当な理由もないのに、6月11~14日、県内のビーチでオカヤドカリを多数捕獲して那覇市内まで移動させ、天然記念物の現状を変更したとしている。

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