東証4日続落、384円安 約1カ月ぶり安値

 7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4日続落した。終値は前日比384円60銭安の3万2388円42銭で、約1カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化し、米景気が後退するとの懸念から売り注文が優勢だった。

 下落が続いた4日間の下げ幅は計1300円を超えた。TOPIXは22.18ポイント安の2254.90。出来高は約15億3700万株。

 朝方は電機や半導体関連の銘柄を中心に売られ、平均株価は前日終値から400円超下げる場面があった。その後は日本企業の好調な業績に期待した買いが入り下げ幅を縮めたが、取引終了にかけて再び下げ幅を広げた。

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